My Boom
定家明月記私抄から導かれて

7月(2019/7/29)の投稿で(多分30年以上前に購入した)堀田善衛の「定家明月記私抄」を読んでいると投稿しましたが、定家明月記の時代の時代背景及び和歌(等に関する基本的な素養がないが故に)に興味がわき、笠間書店のコ […]

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ステレオ・スー

大分前に購入し、途中まで読んだままであったオリヴァー・サックスの「心の視力 脳神経科医と失われた知覚の世界」を読み直しています。 幼児に斜視だったため立体視力がなかったスー・バリーが立体視力を獲得した体験を題材にした「ス […]

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when someone doesn't take their shoes off before coming inside

FINNISH NIGHTMARESの邦訳本2冊目を読んでいたら、「when someone doesn't take their shoes off before coming inside.(土足であがってくる人がい […]

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いつさん、ばらりこ、残り鬼

内田百閒の『私の「漱石」と「龍之介」』は百閒の漱石に対する畏敬の念と百閒独自の「ゆーもあ」があって大変interestingなのですが、この本の中の「漱石先生臨終記」の中に、百閒が東京の子供の遊び言葉を問う場面がでてきま […]

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Finnish なのに Finishしない あるいは Finnish なのに Start 

東京ステーションギャラリーのルート・ブリュック展に行った際に、ミュージアムショップに「かもめ食堂」の文庫本があって、「かもめ食堂」もフィンランドが舞台だったと思い出しました。 その後、朝日新聞の書評で紹介されていた髙橋絵 […]

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My Boom
マイブーム 定家の時代

最近、読み始めた堀田善衛の定家明月記私抄(新潮社版)が面白い。もうすぐ読み終わります。(定家明月記私抄続編もありますが) 奥付を見たら、1986年2月初版の1988年7月15刷となっているから、30年以上熟成させていたの […]

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黄色で白で、ちょっと青

先日、最寄りの書店に立ち寄ったら、文芸書のコーナーでブレイディみかこの新刊を発見。ブレイディみかこの本が文芸書のコーナーにあると思っていなかったのと中田いくみの装画に一発でダウンさせられ、即購入してしまいました。

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Wolfgang's Stahrl その9 松田行正

以前(2019年1月19日)の投稿で、ウンベルト・エーコの『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』の邦訳本の装丁が素晴らしい(『ブックデザイン 松田行正+日向麻梨子』)と書きましたが、Lyanda Lynn Haupt […]

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Wolfgang's Stahrl その8 Gnome Chomsky

Wolfgang's Stahrlに関して書かれた本(Lyanda Lynn Haupt「Mozart's Starling」邦題「モーツァルトのムクドリ」)の第7章のタイトルは(邦訳書では)「チョムスキーのムクドリ」。 […]

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Wolfgang's Stahrl その7 ライアンダのカーメン

この記事(を含む最近)の記事のタイトルの「Wolfgang's Stahrlその・・・」はLyanda Lynn Hauptの「Mozart's Starling」中の以下の内容によります。 1784年5月27日、モーツ […]

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