蜻(あきづ)をめぐる冒険 じゃ県

朝日新聞9月11日の書評欄の「オススメ 編集部から」で紹介されていた「じゃ県2」。出版元は岡山の蜻文庫。社名に蜻(あきづ)が入っているのはどういう謂れでしょうか?
ウェブサイトの「蜻文庫について」によると

《いしいひさいちファンの、在岡山市兼業出版者です》

とのこと

蜻(あきづ)をめぐる冒険 女には向かない職業

いしいひさいちって岡山出身だったのですね。そう言えば、昔、いしいひさいちの本をコレクションしていた記憶が。書棚を見たら、「女(わたし)には向かない職業」がありました。そうでした「女には向かない職業」の藤原瞳先生が好きなのでした。

蜻(あきづ)をめぐる冒険 万葉の生きものたち

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

「蜻」が「あきづ」と読み、「とんぼ」であることは、その会社のウェブサイトを見ればすぐわかるのですが、なぜ「あきづ」なのだろう。ということで、「あきづ」でググると

さらに「あきづしま」でググると
「意味とはフレーズ表現辞典」の「蜻蛉洲 あきづしま」に

神武紀31年条に、神武天皇が大和を国見されたとき、その地方の形を「あきづの臀呫(となめ)の如くにあるかな」と言われたという地名起源説話が残されています。
臀呫(となめ)とは、トンボの雌雄が互いに尾をくわえ合って輪の形になって飛ぶことを意味する古語名詞です。

蜻(あきづ)をめぐる冒険 臀呫(となめ)

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

神武天皇が大和を国見された時、その地形が「蜻(あきづ)のごとし」と言われた、と記憶していましたが、正しくは「あきづの臀呫(となめ)の如くにあるかな」と言われたのですね。

「あきづの臀呫(となめ)の如く」とあるけど、「臀呫(となめ)」って言葉は「あきづの臀呫(となめ)」専用の言葉なのでしょうか。

「となめ」でググると、「大塚ひかりの訳せない、訳したくない古典のことば」の「【第2回】 となめ」が先頭に表示されました。

「大塚ひかりの訳せない、訳したくない古典のことば」は、小学館のサイト「web日本語」の過去のコラムだったようで、「コラム バックナンバー」から参照できます。

小学館のサイト「web日本語」、初めて知りました。コラムが面白い。

蜻(あきづ)をめぐる冒険 むかし、「なでしこジャパン」は「なでしこニッポン」だった

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

小学館のサイト「web日本語」のコラム「そのことば、江戸っ子だってね!?」の「第6回 なでしこジャパン」によると

なでしこジャパン」の「ジャパン(Japan)」のほうであるが、「日本」を中国人が訛(なま)って呼び、それがヨーロッパに伝わってジャパンになったことは、あまり知られていない。
(中略)
だから「なでしこジャパン」も、もともとは「なでしこニッポン」が訛った言葉なのである。

だそうです。なるほどね。(「なるほどね」って、上記引用の(中略)の部分に書かれているのですが)

こんなに凄かった!

芸術新潮2016年9月号の特集は『こんなに凄かった!長谷川町子と「サザエさん」』。
最初の『サザエさん』の単行本が出版されたのが1946年だそうで、今年はサザエさん生誕70年ということで、『サザエさん生誕70年記念 よりぬき長谷川町子展』が巡回しています。
芸術新潮の特集はこれに因んでの特集ですが、読んでいたら面白そう。板橋区立美術館に巡回中(8月27日〜10月10日)です。

2016年上期 My Top 5

今年の1月1日から6月30日までに観た映画、読んだ本のmy top 5です。top 5の中での順位付けはしていません。

  • 生誕300年記念 若冲展
  • フォスター+パートナーズ展
  • 村上隆のスーパーフラット・コレクション
  • 俺たちの国芳 わたしの国貞
  • イタリアからイタリアへ 内田洋子

2016 伊藤若冲の作品が見られる京都情報

日曜美術館の日美旅のサイトの「京都へ 若冲旅」の最後に「2016 伊藤若冲の作品が見られる京都情報」が紹介されています。

◎相国寺承天閣美術館 (上京区)
収蔵作品「鹿苑寺大書院旧障壁画」(全50点)など
・〜2016/6/19までは「鹿苑寺大書院旧障壁画」50点のうち、「葡萄小禽図」「月夜芭蕉図」2点のみ見られる
・2016/7/1〜2016/12/4 若冲展開催予定 障壁画50点すべて観覧可能
それ以外にも第一・第二展示室すべてを使い、若冲ゆかりの作品が並ぶ

◎細見美術館(左京区)
収蔵作品「糸瓜群虫図」「鼠婚礼図」など
・2016/6/25〜2016/9/4 「伊藤若冲」展 細見コレクションを始めとして20数点を展示予定

◎京都市美術館(左京区)
・2016/10/4〜2016/12/4「伊藤若冲生誕300年記念 若冲の真実」展

◎建仁寺塔頭 両足院(東山区)
2016/12/9〜2017/1/29「雪梅雄鶏図」特別拝観(12/30、31は拝観休止)

◎京都国立博物館(東山区)
収蔵作品「果蔬涅槃図」「群鶏図障壁画」など
・2016/12/13〜2017/1/15 特集陳列「生誕300年 伊藤若冲」を予定

◎石峰寺(伏見区)
収蔵作品「虎図」、「五百羅漢石像」など
・2016/4/26〜2016/5/5「生誕三百年石峰寺伊藤若冲顕彰会 特別展示会」開催。「虎図」など10点程度展示予定。
・2016/9/1〜2016/9/10にも展示を行う予定。命日9/10には法要が行われる。

しょうがパン あるいは ショウガパン

河出書房新社のおいしい文藝シリーズの「こんがり、パン」の中に川上弘美「しょうがパンのこと」があります。「しょうがパン」って知りませんでした。知らないのは自分だけ?
川上弘美「しょうがパンのこと」には、長田弘の『本という不思議』にしょうがパンの作り方が載っているとあります。「こんがり、パン」では川上弘美「しょうがパンのこと」の後には長田弘「ショウガパンの秘密」が掲載されています。
この「ショウガパンの秘密」ではランダン・ジャレルの「はしれ! ショウガパンうさぎ」が取り上げられていて、面白い内容です。
とは言っても、恥ずかしながら、ランダン・ジャレルも「はしれ! ショウガパンうさぎ」も知らなかったのですが。