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前から一度逢いたいと思っていた『忘れえぬ女(ひと)』に逢いに行きました。

イワン・クラムニスコイの『忘れえぬ女(ひと)』はトレチャコフ美術館の至宝で、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の『忘れえぬロシア(国立トレチャコフ美術館展)』の目玉作品です。開館時間が延長される金曜日の夜(5/16)に逢ってきました。原題は『見知らぬ女』ですが、誰が名づけたか、日本では『忘れえぬ女(ひと)』と呼ばれています。

芸術新潮6月号の「《忘れえぬ女》身辺調査」という記事には、『Bunkamura ザ・ミュージアムの学芸員、宮澤政男氏によれば、「昨年ドイツで開かれた開かれた展覧会にも出品されましたが、やはり大人気で、この作品の前には、いつも人だかりができていました。国籍を問わず、だれもが彼女の魅力ある表情に普遍的な美を見出すのかもしれません。”ロシアのモナリザ”と呼ばれるのも、そうした理由からだと思います」』とあります。

Bunkamura ザ・ミュージアムでは『奇想の王国 だまし絵展』(6/13-8/16)、『ベルギー幻想美術館』(9/3-10/25)と僕好みの企画展が連続し、今からとても楽しみです。

ミュージアムショップで売っていたクリアファイルを撮ったもの
ミュージアムショップで売っていたクリアファイルを撮ったもの
bunkamuraの美術書店ナディッフに寄ったらアルチンボルトの絵がしおりになっていた。4枚のしおりを並べて撮ったもの。
bunkamuraの美術書店ナディッフに寄ったらアルチンボルトの絵がしおりになっていた。4枚のしおりを並べて撮ったもの。

Tate Modernで、携帯用の折りたたみ椅子に座って作品を鑑賞している人がいました。「Tate Modernでは椅子も持ち込めるんだ」と感心していると、他の場所でも同じ椅子をもっている人が。椅子の持込ではなくて、美術館で借りられるのかなと思いました。日本に帰国後、ネットで検索すると、やはり美術館で借りられるようです。Tate Modernの家具のデザインをしたジャスパー・モリソンの折りたたみ椅子と書いてあるブログもあります。

Jasper Morrisonウェブサイト:http://www.jaspermorrison.com

「ジャスパー・モリソン」で検索したら:http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=DIR&code=de0053

Tate Modernでは「10 minutes lecture」みたいなミニ解説もありました。学芸員が館内のちょっとしたスペースでモダン・アートの作品や作者のミニ解説をしていました。これも良いアイデアだなと感じました。

蒸気機関車が初めて登場したのは、産業革命の国イギリス。これは良く知られていて、1804年のことだそうです。もしかして、「地下鉄もイギリスが最初?」と思い調べて見たら、やはりそうでした。

1863年1月10日にロンドンのメトロポリタン鉄道のパディントン駅~ファリンドン駅間約6kmが最初だそうです。地下鉄を意味する「メトロ」という言葉の語源は、この「メトロポリタン鉄道」に由来していることも初めて知りました。パリの地下鉄の略称が「Métro」なのでフランス語だとばかり思っていました。

ところで本家にイギリスですが、ロンドンの地下鉄の入口の表示は「Underground」、出口は「Way Out」の表示の方へということです。

さてロンドンの地下鉄の印象ですが、

・路線と路線の乗り換えの通路がせまい所が多い。

・外は寒い日でも地下鉄内は混んでいると暑いので服装に注意

といった所です。

ロンドンからの帰国便の機内で配られていた新聞を読んでいたら、新刊案内に、『あきらめない教師たちのリアル―ロンドン都市裏、公立小学校の日々』(太郎次郎社)という本が。

ここはロンドンの都心裏、生徒の3分の2が無料給食券を持つ貧困地帯の公立小学校だ。代替家族の役割を果たしつつ、子どものライフ・チャンスを広げるため奮闘する教師たち。「うちはコミュニティの学校だ」と言い切る校長のもと、地域ぐるみで実績を上げる12のシーンが展開。教育現場のあきらめない格闘劇を伝えるドキュメントだ。

という内容のようです。ちょっと読んでみたくなりました。

今回のロンドン訪問では、National Galleryで2点、Kenwood Houseで1点のフェルメールを見ましたが、ロンドンにはもう1点フェルメールの作品があります。

その1点(音楽の稽古)はバッキンガム宮殿のステート・ルームにあります。バッキンガム宮殿に住まわれる女王夫妻がスコットランドの宮殿に住まわれる7月下旬から9月下旬の間にのみ一般に公開されるということで、この作品を見るのは何年後かの夏にロンドンを訪れた時ということになるのでしょうか。

バッキンガム宮殿隣のクイーンズ・ギャラリーでフェルメールが見られると書いてある旅行ガイドもありますが、オランダ絵画等の企画展が開催され、『音楽の稽古』が展示される場合を除いて、クイーンズ・ギャラリーでは『音楽の稽古』は見れないようです。

因みにNational Gallery of  Scotland及びNational Gallery of  Irelandにもそれぞれ1点のフェルメールがあります。

Kenwood Houseを訪れた時、そこのカフェのコーヒーはフェアトレードとのことでした。

ちょっとググってみたら、イギリスではフェアトレードの意識も高いようですね。

http://blog.livedoor.jp/unomine/archives/26441554.html

http://you-kero.tea-nifty.com/cup_of_tea/2007/07/post_545b.html

http://suslab.seesaa.net/article/83812374.html

wasabi in Victoria Station
wasabi in Victoria Station

空港に向かう為、Victoria Stationの荷物預かり所で荷物を受け取った後、駅構内を歩いていたら、「wasabi」という名のテイクアウトのsushiやbentoを売っている店を発見。結構賑わっていました。

http://www.wasabi.uk.com/

ロンドン滞在最終日、Tate Modernを出た後は、テムズ川岸を気儘に散策しました。

ロンドン市庁舎
ロンドン市庁舎
右端の奇妙な形の建物はガーキン(ピクルスに使われるキュウリ)の名で親しまれる地上40階、高さ180mの高層オフィスビル
右端の奇妙な形の建物はガーキン(ピクルスに使われるキュウリ)の名で親しまれる地上40階、高さ180mの高層オフィスビル
タワーブリッジ
タワーブリッジ
タワーブリッジ欄干のエンブレム 白地に赤十字はイングランド代表のユニフォームでおなじみのセント・ジョージ
タワーブリッジ欄干のエンブレム 白地に赤十字はイングランド代表のユニフォームでおなじみのセント・ジョージ
ロンドン塔 11世紀に軍事要塞として建てられたが、その後、居城、監獄・処刑場、異端者・反逆者の幽閉場として使用された。旅行ガイドによると「敷地内は広いので、見学には3時間は欲しい」との事。今回は外から見ただけ。
ロンドン塔 11世紀に軍事要塞として建てられたが、その後、居城、監獄・処刑場、異端者・反逆者の幽閉場として使用された。旅行ガイドによると「敷地内は広いので、見学には3時間は欲しい」との事。今回は外から見ただけ。
新旧対比? ロンドン塔の建物の間からガーキンが
新旧対比? ロンドン塔の建物の間からガーキンが
B.A London Eye (観覧車)
B.A London Eye (観覧車)
Big Ben(時計塔)で有名な国会議事堂
Big Ben(時計塔)で有名な国会議事堂

セント・ポール大聖堂を基点としたテムズ川岸散策の次の行先はTate Modernです。 セント・ポール大聖堂からテムズ川にかかるミレニアム・ブリッジを渡ると、Tate Modernがあります。Tateはイギリス国内の四つの美術館をネットワークとしてもつ国立美術館です。そのうちロンドンにあるのは前日訪れたTate BritanとこのTate Modernです。その名が示すように、 Tate Britanは「イギリス美術の全貌が見られる美術館」で、Tate Modernは2000年にミレニアム・プロジェクトとして建設された「近・現代美術館」です。Tate Modernは廃墟と化していた火力発電所の建物を解体することなく新しい美術館として再生したとのことです。

セント・ポール大聖堂を基点としたテムズ川岸散策の次の行先はTate Modernです。

セント・ポール大聖堂からテムズ川にかかるミレニアム・ブリッジを渡ると、Tate Modernがあります。Tateはイギリス国内の四つの美術館をネットワークとしてもつ国立美術館です。そのうちロンドンにあるのは前日訪れたTate BritanとこのTate Modernです。その名が示すように、 Tate Britanは「イギリス美術の全貌が見られる美術館」で、Tate Modernは2000年にミレニアム・プロジェクトとして建設された「近・現代美術館」です。Tate Modernは廃墟と化していた火力発電所の建物を解体することなく新しい美術館として再生したとのことです。

ミレニアム・ブリッジもミレニアム・プロジェクトの一環として2000年にテムズに架けられた歩行者専用の橋です。

Tate Modern訪問の目的は美術鑑賞というより、建物7階にあるTate Modern Level 7 というレストラン。旅行ガイドどおりの「テムズ越しに新旧ロンドンを一望できるスタイリシュなインテリアのレストラン」でした。給仕のお薦めで食した今日のスペシャルもおいしゅうございました。

Tate BritainとTate Modernを一日で訪れたい人には両Tate間を運行する高速船Tate Boatがあるようです。

ミレニアム・ブリッジからTate Modernを望む
ミレニアム・ブリッジからTate Modernを望む
ミレニアム・ブリッジのそばには騎馬警官が。子どもが鼻先を撫でてもおとなしくしていました。
ミレニアム・ブリッジのそばには騎馬警官が。子どもが鼻先を撫でてもおとなしくしていました。
Tate Modernは火力発電所の建物を再生。煙突もそのまま。
Tate Modernは火力発電所の建物を再生。煙突もそのまま。
Tate Modern 入口ホール
Tate Modern 入口ホール
入口ホールのスクリーンの前に立って体を動かすと、スクリーンには少し時間がたってから、その姿がデフォルメされて奇妙な形・動きとして写し出される。
入口ホールのスクリーンの前に立って体を動かすと、スクリーンには少し時間がたってから、その姿がデフォルメされて奇妙な形・動きとして写し出される。
Tate Modernも入場無料ですが、「3ポンド寄付お願い」の募金箱が。募金箱もおしゃれなデザインです。
Tate Modernも入場無料ですが、「3ポンド寄付お願い」の募金箱が。募金箱もおしゃれなデザインです。
このPlease Donateもcool(おしゃれ)です
このPlease Donateもcool(おしゃれ)です

ロンドン滞在5日目はテムズ川リバーサイド散策ということで、まずセント・ポール大聖堂からスタートです。チャールズ皇太子とダイアナ元妃の結婚式はここで行われたそうです。

Gallery(回廊)からの眺めを楽しむ為に、ドームの中の階段を昇りました。257段昇ると、「the Whispering Gallery(ささやきの回廊)」に達します。the Whispering Galleryはドーム内部にある回廊で、その名はささやく声がドームの反響により回廊の反対側迄届くことに由来するようです。残念ながら、建物の内部での写真撮影は禁じられている為、the Whispering Galleryからのドーム内部の眺めを画像で紹介できません。

さらに急な階段を119段昇るとドームの外側にある「the Stone Gallery(石の回廊)」に出られます。さらに152段昇るとドーム上部の「the Golden Gallery(金の回廊)」なのですが、上へ昇る階段は「closed」となっており、the Golden Galleryにはいけませんでした。

セント・ポール大聖堂
セント・ポール大聖堂
石の回廊からの眺め 正面に見えるのはLondon Eyeと呼ばれる観覧車
石の回廊からの眺め 正面に見えるのはLondon Eyeと呼ばれる観覧車
テムズ川側から見たセント・ポール大聖堂のドーム
テムズ川側から見たセント・ポール大聖堂のドーム