walking

最寄り駅迄まで徒歩で12分位の所に住んでいます。バスでは駅から停留所ふたつ目の所で、地震前は通勤の行き帰りにバスを利用していましたが、地震以来歩いています。健康のためとか、非常時に歩くことに慣れておくとか、そういう目的は全然なくて毎日ノラ猫に餌をあげているおばさんに遭遇するとか、バス通勤とはちょっと違う出会いを楽しんでいます。

あなたに げんきを おくるまち

さいたま市のスーパーアリーナが被災者の避難用に使用できるのが3月末までということで、スーパーアリーナから(同じ埼玉県)加須市の旧騎西高校に移動すると報道されていますが、埼玉県では加須市だけでなく、県内10施設に分散して受け入れるようです。
わが上尾市にもスーパーアリーナに避難しているいわき市などの住民50人を受け入れるようです。上尾市は市制施行50周年を迎え、上尾の「あ」「げ」「お」を使って「あなたに げんきを おくるまち」をスローガンに新たな時代に向けたまちづくりに取り組んでいます。(このスローガン、上尾市民なのに全く知りませんでしたが)

苦しい状況にある福島県の方々に少しだけでも「げんきをおくれたら」と思います。

ラジオ

緑内障でTVを見たり、新聞を読んだりするのは疲れるという母の情報源はラジオ。私の知らない色々な情報を時に披露してくれます。

今回の災害で信頼性と言う意味でトラディショナルなTV、新聞、ラジオの価値が見直されたような気がします。特にラジオは視覚に訴えると言う面ではTVに劣りますが、扇情的な映像で事実を過度に歪めることはありません。電波を使うのでタイムリーに情報を得られます。電池で動作するので停電でも情報を得られますし、携帯性にもすぐれます。非常時の為に一家に1台は必須ですね。電池は予備を確保しておく必要はありますが。

未来ちゃんが来たぁ〜

未来ちゃん
川島小鳥写真集 未来ちゃん

予約していた『未来ちゃん』(川島小鳥写真集)が24日に届いていました。本の帯には

未来ちゃん

お待たせしました!

明るいみんなの未来ちゃんです。

とあります。

未来ちゃん 
佐渡の海辺の砂浜でしょうか

川島小鳥写真展「未来ちゃん」も開催されるようです。

未来ちゃん
佐渡おけさ?

この写真展はお薦めです。絶対見に行きます。佐渡島に住む未来ちゃんからパワーを貰いましょう。

定点観測 2011/3/26

いつものスーパーに今日は13時頃に行きました。単一電池、納豆、カップ麺、袋入りの即席麺、ミネラルウォーター、紙おむつは相変わらずありません。ティシュペーパーは少ないながら、ありましたが、逆に先日残っていたトイレットペーパーは今日はありませんでした。キッチンタオルもありませんでした。牛乳は充分ありました。

いくつかの県のホウレンソウから放射性物質が検出されたのに対応して消費者が買うと見込んだのか、冷凍食品のコーナーには冷凍ホウレンソウが沢山ありました。

理論に信頼せず

鹿児島県の東桜島小学校の校庭の奥に「櫻島爆発記念碑」というのがあるそうです。碑文には以下の文が刻まれています。

大正三年一月十二日桜島ノ爆發ハ安永八年以來ノ大惨禍ニシテ全島猛火ニ包マレ火石落下シ降灰天地ヲ覆ヒ光景惨憺ヲ極メ八部落ヲ全滅セシメ百四十人ノ死傷者ヲ出セリ

其爆發ノ数日前ヨリ地震頻發シ嶽上ハ多少崩壊ヲ認メラレ海岸ニハ熱湯湧沸シ旧噴火口ヨリハ白煙ヲ揚ル等刻々容易ナラザル現象ナリシヲ以テ村長ハ數回測候所ニ判定ヲ求メシモ櫻島ニハ噴火ナシト答フ

故ニ村長ハ残留ノ住民ニ狼狽シテ避難スルニ及バズト論達セシガ間モナク大爆發シテ測候所ヲ信頼セシ知識階級ノ人却テ災ニ投シ漂流中山下収入役大山書記ノ如キハ終ニ悲惨ナル殉職ノ最後ヲ遂ケルニ至レリ

本島ノ爆發ハ古來歴史ニ照ラシ後日復亦免レザルハ必然ノコトナルべシ

住民ハ理論ニ信頼セズ異変ヲ認知スル時ハ未然ニ避難ノ用意尤モ肝要トシ平素勤倹産ヲ治メ何時変災ニ遭フモ路頭ニ迷ハサル覚悟ナカルべカラズ

茲ニ碑ヲ建テ以テ記念トス

大正十三年一月 東桜島村

大正三年の桜島大噴火の際、爆発数日前から海岸に熱湯が沸いたり、旧噴火口から白煙が揚ったり等の異変があり、東桜島村長が測候所(現鹿児島地方気象台)に問い合わせたところ、「桜島ニハ噴火ナシ」との返事がありました。村民は本能的に避難し難を逃れましたが、測候所の言を信じた知識階級は避難せず被災せず収入役のように殉職された人もいました。村長は10年後にこの記念碑を建てました。碑文の最後のほうにある『住民ハ理論ニ信頼セズ・・・』とは、村長の学問に対する不信と怨念を表していますが、「科学の成果を過信するな」という警告なのです。

今回の原発事故に対して、「科学の成果を過信するな」という謙虚な姿勢が大事だと感じる人は多いのではないでしょうか。

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森は海の恋人

川が運ぶ森の養分が牡蠣の餌となる植物プランクトンを育むとして、気仙沼で牡蠣養殖業を営みながら、漁民による植林活動「森は海の恋人」運動を続ける畠山重篤さんも今回被災されました。

畠山さんは今回の被災に対するコメントの最後で以下のように述べられています。(水山養殖場のサイトから引用)

もう十日が過ぎ、陸側の残骸とは対照的に、海は何事もなかったように静かな姿を取り戻しつつあります。
海鵜(ウミウ)が数多く飛来し、盛んに小魚を食べています。
海の生産力には変わりはありません。
何年かかるか分かりませんが、養殖場を復活させようと息子たちと話し合っています。
全国の皆さん、どうか見守っていて下さい。

畠山さんは昭和40年〜50年代にかけて環境が悪化した気仙沼湾を植林によって豊かな海にされました。(「森は海の恋人」活動の経緯参照)

今回の災害に対しても、豊かな気仙沼を復活させてくれると信じています。時に猛威をふるう自然ですが、それを回復させるのも自然ですから。

一所懸命

「一所懸命」(いっしょけんめい=一つの所に命を懸ける)は「昔、武士が賜った『一か所』の領地を命がけで守り、それを生活の頼りにして生きたこと」に由来する言葉ですが、今は「一生懸命」と言う人の方が多いかも知れません。

昔々の大学生の頃、芥川龍之介を纏めて読んでいましたが、芥川は「一生懸命」を使っていたと記憶していますが、この記憶はかなりあやしいです。

今、福島の地で「一所懸命」に活動している人たちの努力が報われますように。

食の安全性

映画『フード・インク』で養鶏場のシーンが出てきます。アメリカの養鶏場だと思うのですが、従来の1/2の期間で2倍のサイズの鶏を育て、消費者が大好きな胸肉を効率よく作る事に成功します。しかしながら、映画を観に行った人はショッキングな映像を見せられます。急激に大きくなったブロイラーは2、3歩歩くだけで足が折れて倒れてしまいます。

政府の規制値を超える放射性物質が検出されたホウレンソウより、こちらの方がず〜っとこわいですよ。

スーパーに並んでいる鶏肉をみても判別できないですし、レストランで供されるチキンもそういう鶏肉かも知れないですから。「私は牛肉しか食べないから大丈夫」と思う人の為には、草地が全くない巨大農場に押し込められて、安いコーンを飼料として育てられる牛の映像が・・・。