紫に魅かれて

今年(2020年)の10月17日の投稿で

西條奈加の「雨上がり月霞む夜」(上田秋成の「雨月物語」を素材とした小説)と日本古典文学大系の「上田秋成集」(岩波書店発行)所収の「雨月物語」を読んだ

と記しましたが、岩波の日本古典文学大系の「上田秋成集」は1985年に読んだものの再読なのですが、初読の時には全く意識しなかったのですが、秋成の雨月物語って源氏物語の場面や表現を取り込んでいるところが多いのですね。(岩波本の頭注として記載されている表現上の典拠に源氏物語の場面や表現が示されて箇所が結構あります)

という事で、源氏物語&紫式部にちょっと興味が湧き、今プチ紫の日々です。

  • 買ったものの読んでいない蔵書の岩波の「新 日本古典文学大系 源氏物語 ー」(岩波の「新 日本古典文学大系 源氏物語」は全五巻です)があったので読み始めましたが、遅々として読み進めていません。
  • 笠間書院のコレクション日本歌人選中の「紫式部」を購入。読了しましが、全く知らなかった紫式部の人生に興味がわきます。
  • 平安朝と言えば以前に読んだ繁田信一の「殴り合う貴族たち」と「王朝貴族の悪だくみ」が面白かったので、繁田信一の他の本も読みたくなり検索したら、「紫式部の父親たち」という本がありました。今読んでいますが、これも面白い。

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