逆引きH.P. ガード魔ン
ハリー・ポッターの邦訳本、松岡祐子さんの遊び心あふれる訳が所々にあって、「原文はどんな表現なんだろう?」と、Harry Potter本に当って見るのが楽しい。 「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の第9章「ウィズリーおば […]
澁澤龍彦 あるいは 塩野七生
1年程前に塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読みました。塩野七生の「チェーザレ・・・・」は1970年に発行されているので、「遅ればせながら読みました」と言うべきですね。「塩野七生 ルネサンス著作集3 […]
・・・か で読む フィンチの嘴 − 抵抗運動
1994年出版され、1995年ピュリッツァー賞を受賞したジョナサン・ワイナリー「フィンチの嘴」(の日本訳本)を読んでいます。20章からなるこの本の18章「抵抗運動」を今読んだところです。 「抵抗運動」では、農産物に対する […]
マンチェスター市立美術館 ヒュラス
ブレイディみかこの「ブロークン・ブリテンに聞け」の「#芸術がウザくなるとき」というタイトルの(「群像」2028年4月号に掲載された)文章が面白い。 この記事は2018年初にラファエル前派絵画のコレクションで有名なマンチェ […]
のっぺいうどん & 上田秋成 (その2)
ひとつ前の投稿で南禅寺近くの一休亭でのっぺいうどんを食べた事を書きました。南禅寺の参道には12時半頃行って、一休亭の場所と店の雰囲気・混み具合を確認し、13時半頃にお店に入る計画でしたが、お店を発見するのに時間がかかるか […]
リヴォルノの幻 後日の話 ダーム・ギャラント ジュセッペ・ヴァージ
15篇のエッセイから成る内田洋子の「サルデーニャの蜜蜂」を読んでいき、最後のエッセイ「リヴォルノの幻」を読み始めると、冒頭に 二十年ほど前の話である。 春がまだ浅いある日、トスカーナ州の海に面した町リヴォルノへ向かった […]
アリス・B・トクラスの自伝
ガートルード・スタインの「アリス・B・トクラスの自伝」を読み始めました。すごく面白い(まだ、ほんのちょっとしか読んでいないので「すごく面白そう」) この本も昨年(2019年)末に読んだ原田マハの「楽園のキャンバス」の参考 […]
ミイラにダンスは踊れるか
トマス・ホーヴィングの「ミイラにダンスを踊らせて」を読み始めたのですが、これが面白い。と言っても、まだ4章しか読んでいないのですが。 トマス・ホーヴィングはメット(メトロポリタン美術館)の第7代館長(1967年就任)です […]