ねこふんじゃった はね
今は疎遠になってしまっているのですが、同じ市内に住む母方の親戚に自分より4歳位下の「さとみちゃん」がいました。
ということで、私にとって(童謡)「サッちゃん」は
サッちゃんはね、さとみというんだほんとはね
だったのです。
昨年末から読んでいた内藤啓子「枕詞はサッちゃん」が面白い。
「枕詞はサッちゃん」は童謡「サッちゃん」の作詞者で詩人、阪田寛夫の人生(の一部)を長女の内藤啓子さんが記したものです。
と書きましたが、阪田寛夫って知らなかったのですよね。
私のように阪田寛夫を知らない方でも阪田寛夫作詞の童謡を知らない日本人は(ほとんど)いないでしょう。
- サッちゃん
- おなかのへるうた
- ねこふんじゃった
等は阪田寛夫作詞のお馴染みの曲ですが、阪田寛夫作の歌詞を今回改めて確認して「阪田寛夫って、すごい」と思いました。
参考:You Tubeから「ねこふんじゃった ののちゃんピアノと同録したよ」
例えば、この投稿のタイトル「ねこふんじゃった はね」は「枕詞はサッちゃん」の中の以下の記載によるのですが、これらの曲の詩もすごい(すごいと感じさせない自然さも含めて)ですよね。
外国曲など、曲が先にあるものに所謂言葉の「後はめ」をした詩も沢山ある。代表的なものに『ねこふんじゃった』『トレロ・カモミロ』『ともだち讃歌』『山のごちそう』などがある。
PS:ひとつ前の投稿で大中恩(おおなかめぐみ)に関する投稿をしたのは、大中恩が阪田寛夫の従兄で、「枕詞はサッちゃん」でも大中恩とのエピソードが出てくるからなのです。