コクトー カフカ カラス
山川直人の『写真家カフカ』を読んでました。消えそうなもの、なくなりそうなものを撮るのが趣味という写真屋カフカの姓名は谷遠可不可(こくとうかふか)という設定、「コクトー カフカ」ですね。
この『写真家カフカ』の「黒い友達」というタイトルの編を読んでいたら、写真家カフカがカラスと友達になるという話でした。以前、フランツ・カフカのカフカがチェコ語で鴉を意味するというのをどこかで読み、その後、ネットで検索し、日本でよく見られるカラス(ハシブトガラスとかハシボソガラス等)とは異なる種とのことでした。今回、もう一度検索してみたら、どうやらフランツ・カフカのカフカは「ニシコクマルガラス」という種類のようですね。
参考:「カフカとはチェコ語でカラスのこと、というのは本当なんだろうか? よく調べてみたら、ニシコクマルガラスのことだって分かったよ!」
検索結果には、『魔女の宅急便』にも出てくるとか、昔々読んだコンラート・ローレンツの『ソロモンの指輪』でコクマルガラスと訳されているのも「ニシコクマルガラス」とかありました。