そ、そうなんですか 始まりは乙巳の変
ある年齢以上の方には日本史の教科書の「源頼朝像」はその端正な容貌でお馴染みでしょうが、1995年にこの肖像は頼朝の肖像ではなく足利直義(尊氏の弟)を描いたものだとする新説が発表され、今は「伝源頼朝像」と呼ばれていますよね。
教科書からもこの絵が消えたのは知っていたのですが、(昨年かな)繁田信一の著書を読んでいたら、「乙巳の変」と言う記述があり、「乙巳の変って何?」でした。
西暦645年の政変が「乙巳の変」で、「乙巳の変」に始まる一連の政治制度改革が「大化の改新」と言う事で、現在の教科書ではこのような記載になっている事を初めて知りました。
現役の小中学生・高校生が身近にいれば、今の教科書と昔の教科書の違いを楽しめるのでしょうが、そういう環境ではないので、「ここまで変わった日本史教科書」、「ココまで変わった学校の教科書」という本を読みました。
「ココまで変わった学校の教科書」では、教科書のサイズの変遷、教科書の字体「教科書体」、体力テストでの「20mシャトルラン」、高校の音楽教科書に掲載されている(あるいは掲載されたことがある)最近の曲・定番になった曲、等の記載があり、すごく面白いですね。
教科書の変遷本を読むのが、プチ・マイブーム、「こんなに変わった!小中高・教科書の新常識」を次に読む予定です。
以下、「こんなに変わった!小中高・教科書の新常識」の内容説明を引用
昭和の教科書と今の教科書を比べてみたら、驚きの発見がいっぱい! 見た目だけでなく、内容も時代と共にどんどん変化し、私たちの知らないうちに常識が塗り変わっているのです。例えば、世界史上で活躍した偉人「マガリャンイス」とは誰のこと? 太陽系にある惑星の数はいくつ? ひらがなの「そ」の字、どうやって書いていますか?新時代の教科書を眺めてみると、「へ~」と思う発見がいくつもあります。知らずにできていた、子供や若い部下との世代間ギャップを解消しましょう!