・・・か で読む フィンチの嘴 − 抵抗運動
1994年出版され、1995年ピュリッツァー賞を受賞したジョナサン・ワイナリー「フィンチの嘴」(の日本訳本)を読んでいます。20章からなるこの本の18章「抵抗運動」を今読んだところです。
「抵抗運動」では、農産物に対する害虫が殺虫剤に対して、耐性をもつ変異体(遺伝子変化)として進化し、殺虫剤の有効性がすぐに低下してしまうと言う多くの実例が紹介されています。
ウィルスとワクチンとウィルスの変異についても同様でしょう。
「・・・か」(か:下 or 禍)の今、「フィンチの嘴 − 抵抗運動」は示唆に富む内容です。