この記事(を含む最近)の記事のタイトルの「Wolfgang's Stahrlその・・・」はLyanda Lynn Hauptの「Mozart's Starling」中の以下の内容によります。
1784年5月27日、モーツァルトはウィーンのグラーベン通りの小鳥店で1ヶ月前に完成し、まだ公の場で一度も演奏されていない自身のピアノ協奏曲(17番)の一節を歌うホシムクドリを買った。モーツァルトはポケットから支出簿を取り出し、この鳥の種名"Vogel Stahrl"と書きつけた。
(*)"Vogel Stahrl"とはstarlingのドイツ語名に相当。のちに、モーツァルトはより一般的綴りの"Vogel Staar"を用いた。現代のドイツでは"Vogel Star"と綴られる。
ライアンダによると、モーツァルトが飼ったこの鳥の(ペットとしての)名前の記録はないそうですが、モーツァルトにならいライアンダに飼われたStarlingはカーメンと名付けられています。その愛らしい姿および興味深いエピソードはYouTubeの以下で参照できます。
- MOZART'S STARLING by Lyanda Lynn Haupt(1:19)
- Lyanda Lynn Haupt 'Mozart's Starling' @ Town Hall Seattle(1:03:00)