向田邦子の手料理
楽天ブックスに注文しておいた『向田邦子の手料理』が先日届きました。朝日新聞を購読している方はご存知かと思いますが、土曜日に配達される朝日新聞週末別冊版に『作家の口福』という連載コラムがあります。作家が食に関する個人的な体験や思いを文章にしたものです。8月は仙川環が筆者でしたが、最後の回で『向田邦子の手料理』にハマっているという書き出しで始まる内容で、
大ご馳走(ちそう)と言えるような料理は少ない。むしろ、日常の食卓に上るお総菜のようなものが大半だ。しかし、一品一品、気が利いており、しかもユニーク。作ってみたくなるものばかりなのである。
という文章に刺激され、購入してしまいました。実際、届いた本を見るといろいろ「作ってみたくなります」。
このコラムを読んだのは9月になってからで、9月22日に注文した本が届いたのが10月になってからでした。届いた本の奥付を見たら、「2013年9月20日 第38刷発行」とあります。エッセイに触発されて本を求める人が多かったのかな。
ところで、エッセイ&レシピ本と言えば、高峰秀子の『台所のオーケストラ』という本も持っているのでした。こちらは地元の書店の店頭で見て、思わず購入してしまったものです。