あのね 子どものつぶやき
朝日新聞生活面のコラム「あのね」に2004年1月~2006年10月に掲載された子どもたちのつぶやきを抜粋したものが文庫本(『あのね 子どものつぶやき』)として出版されました。その中から好きなものをチョイスしました。
- イチゴを前に、コンデンスミルクの名前が思い浮かばない。「ママ あれちょうだい・・・・・・ イチゴのしょうゆ」 東京都立川市 理沙ちゃん 3歳
- 認可保育園に入れなくて泣いている母を見て、「仲間に入れて欲しいときは 大きな声で言えば入れてくれるよ」 神奈川県川崎市 八重ちゃん 4歳
- 「ママ、おじいちゃんて子どもいるの?」 「ママが子どもだよ」 「えー! ずいぶん大きい 子どもだね」 静岡県三島市 優花(ゆか)ちゃん 5歳
- 入園前の練習。 「お名前は?」「おなまえ」「何歳?」「ちいさい!」 愛知県豊橋市 光来(みらい)ちゃん?君? 2歳
- 入園面接の練習で、「お名前を教えて下さい」と言う母に、「自分でつけたんだから 知っているはずでしょつ」 神奈川県横浜市 真亜紗ちゃん 3歳
- おもちゃのカタログをじっと見ている。「何書いてあるの?」と聞く祖母に、「えーと こどもに 買ってあげてくださいって!」 東京都練馬区 爽(さや)ちゃん 3歳
- 父と母が母国の言葉を何度も教える。「ありがとうは、カムサハムニダ」「カメさんだ~」 東京都福生市 柚希(ゆずき)ちゃん?君? 2歳
- 公園で遊んでいると、「パパ チョコチョコアイスって 言っているよ」 ツクツクボウシが鳴いていた。 神奈川県逗子市 ゆいちゃん 4歳
- 空を指さし、「ママ あたらしいカラスがいるよ うわー あたらしいよつ!」 真っ白なシラサギガ飛んでいた・・・・・・。 埼玉県岩槻市 奈々ちゃん 2歳