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フランスにはクレープの日というのがあるのを増田れい子の「燈火節のクレープ」というエッセイで知りました。このエッセイによると2月2日、日本で言えば節分、立春の頃にあたるこの日を燈火節(聖燭節)と呼び、燈火節には必ずクレープを食べるそうです。

このエッセイは筆者がパリで食したクレープの思い出から始まり、本場パリのクレープは日本でおなじみのクレープよりもっと固いもの、そして「燈火節のクレープ」の話になり、最後に渋谷の公園通りで小さなバラ色の幌馬車で売られていた「パリのまちかどで食べたの寸分違わぬパリッとしたクレープ」と出会い、幌馬車にはマリオン・クレープと看板が出ていて、パリで演劇を学んできた青年岸伊和男さんが店主だと続きます。

このエッセイは1978年に出版された「つれづれの味」という増田れい子のエッセイ集に掲載されているようなので、このエッセイは1978年以前に書かれたものなのですが、「岸伊和男さんの今は」思い、検索してみると・・・。

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「ルビを振る」って言葉、今はあまり見かけないような気がしますし、若い人は知らない人も多いのではないでしょうか?
ところで、この「ルビ」って、ルビーのことだって、初めて知りました。

文字の大きさの単位の『ポイント』という言葉は知っている人は多いと思いますが、『号』という日本独自の文字の大きさの単位があって、初号、二号、五号、七号、・・・と数字が大きくなるごとに文字は小さくなります。
五号は10.5ポイントに相当し、本文用の文字の標準サイズで、五号のふりがなには七号の文字サイズを使うことが多かったそうで、七号は5.5ポイントとほぼ同じサイズだそうです。

むかしは6.5ポイントの活字をエメラルド、5.5ポイントをルビー、5.0をパール、4.5ポイントをダイアモンドと呼んでおり、ふりがなの七号は5.5ポイントなのでルビって言われるようになったそうです。

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朝日新聞9月11日の書評欄の「オススメ 編集部から」で紹介されていた「じゃ県2」。出版元は岡山の蜻文庫。社名に蜻(あきづ)が入っているのはどういう謂れでしょうか?
ウェブサイトの「蜻文庫について」によると

《いしいひさいちファンの、在岡山市兼業出版者です》

とのこと

いしいひさいちって岡山出身だったのですね。そう言えば、昔、いしいひさいちの本をコレクションしていた記憶が。書棚を見たら、「女(わたし)には向かない職業」がありました。そうでした「女には向かない職業」の藤原瞳先生が好きなのでした。

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

「蜻」が「あきづ」と読み、「とんぼ」であることは、その会社のウェブサイトを見ればすぐわかるのですが、なぜ「あきづ」なのだろう。ということで、「あきづ」でググると

さらに「あきづしま」でググると
「意味とはフレーズ表現辞典」の「蜻蛉洲 あきづしま」に

神武紀31年条に、神武天皇が大和を国見されたとき、その地方の形を「あきづの臀呫(となめ)の如くにあるかな」と言われたという地名起源説話が残されています。
臀呫(となめ)とは、トンボの雌雄が互いに尾をくわえ合って輪の形になって飛ぶことを意味する古語名詞です。

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

神武天皇が大和を国見された時、その地形が「蜻(あきづ)のごとし」と言われた、と記憶していましたが、正しくは「あきづの臀呫(となめ)の如くにあるかな」と言われたのですね。

「あきづの臀呫(となめ)の如く」とあるけど、「臀呫(となめ)」って言葉は「あきづの臀呫(となめ)」専用の言葉なのでしょうか。

「となめ」でググると、「大塚ひかりの訳せない、訳したくない古典のことば」の「【第2回】 となめ」が先頭に表示されました。

「大塚ひかりの訳せない、訳したくない古典のことば」は、小学館のサイト「web日本語」の過去のコラムだったようで、「コラム バックナンバー」から参照できます。

小学館のサイト「web日本語」、初めて知りました。コラムが面白い。

蜻(あきづ)をめぐる検索の旅に出ていたら・・・

小学館のサイト「web日本語」のコラム「そのことば、江戸っ子だってね!?」の「第6回 なでしこジャパン」によると

なでしこジャパン」の「ジャパン(Japan)」のほうであるが、「日本」を中国人が訛(なま)って呼び、それがヨーロッパに伝わってジャパンになったことは、あまり知られていない。
(中略)
だから「なでしこジャパン」も、もともとは「なでしこニッポン」が訛った言葉なのである。

だそうです。なるほどね。(「なるほどね」って、上記引用の(中略)の部分に書かれているのですが)

河出書房新社のおいしい文藝シリーズの「こんがり、パン」の中に川上弘美「しょうがパンのこと」があります。「しょうがパン」って知りませんでした。知らないのは自分だけ?
川上弘美「しょうがパンのこと」には、長田弘の『本という不思議』にしょうがパンの作り方が載っているとあります。「こんがり、パン」では川上弘美「しょうがパンのこと」の後には長田弘「ショウガパンの秘密」が掲載されています。
この「ショウガパンの秘密」ではランダン・ジャレルの「はしれ! ショウガパンうさぎ」が取り上げられていて、面白い内容です。
とは言っても、恥ずかしながら、ランダン・ジャレルも「はしれ! ショウガパンうさぎ」も知らなかったのですが。