は?

ブレイディみかこの「ブロークン・ブリテンに聞け」を読み始めたら、「はじめに」の最後に

その日々の断片をスクラップしたようなこの時事エッセイ集を、願わくはあなたも飽きずに読み進めてくださることを祈りつつ、・・・(以下省略))・・・

とある。

は?
自分は「願わくば」と言って(「願わくば」を実際に使ったことはないかもしれませんが)きました。
ふ〜ん。「多分、『願わくは』が正しいんだろうな」と思いつつ、「願わくば 願わくは」でグーグル先生に聞いてみました。「毎日ことば」というサイトにわかりやすい説明がありました。

明鏡国語辞典2版では「動詞『願う』のク語法『願わく』に助詞『は』の付いた語。慣用で『願わくば』ともいうが、本来は誤り」

明鏡の説明に出た「ク語法」とは、動詞の「活用語の語尾に『く』がついて全体が名詞化される」ものです(日本国語大辞典2版)。例としては「惜しむらく」「恐らく」のようなものが挙げられます。「惜しむらくは」「恐らくは」とは言っても、「惜しむらくば」「恐らくば」などとは言いません。「願わくば」はだいぶ旗色が悪いようです。

「願わくば」と誤用するのは江戸時代からあったそうで、その理由についても解説されています。
参考:毎日ことば:「願わくば」が浸透、「願わくは」を上回る

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