パスポート 隣県

平成3年(1991年)のサントリー学芸賞を受賞した鹿島茂の「馬車が買いたい!」を読んでいます(1990年発行のこの本を今頃、読んでいるのです)。
ちょうど今読んだ第4章のタイトルは「市門とパスポート ー 城壁都市パリ」。19世期に乗合馬車で地方からパリに上京した際に、パリ市門にある入市税関で入市関税の徴収とパスポートのチェックがあったことが書かれています。

以下、パスポートについての記述をこの本から引用します。

・・・ただ国内を旅行しているだけなのにパスポートを要求されているのである。『19世紀ラルース百科事典』でパスポートの項目を引くと、登録された居住地を離れ国内もしくは国外を旅行しようと思うものは・・・(中略)・・・パスポートの交付を受けなければならない。・・・19世紀には隣の郡や県はもう外国だったのである。・・・・(中略)・・・この制度は・・・・(中略)・・・おそらく革命政府がスパイを防止するため考え出した方策なのだろう。・・・

2020年5月23日の日本、緊急事態宣言は解除するが、県をまたいだ移動によるウィルス感染の回避と社会経済活動の両立を目指す。

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