エミーリエ・フレーゲの肖像
今、東京ではクリムトに関連する美術展が3つ開催されていますが、今日、地元の行きつけの書店に立ち寄ったら、朝日新聞出版の「クリムトへの招待」がありました。この本の中の「エミーリエ・フレーゲの肖像」に関する解説の「こんな作品」では
- 生涯のパートナーだった28歳のエミーリエを描いた
- 肝心のエミーリエはこの絵を気に入らなかった
- 完成6年後にエミーリエが競売にかけて売った
とあり、この作品を
競り落としたウィーン市立歴史博物館(現ウィーンミュージアム)は、その年の州の芸術品購入予算を全額つぎ込んだといわれています
とありますが、この「エミーリエ・フレーゲの肖像」って、1989年に池袋のセゾン美術館で開催された「ウィーン世紀末 クリムト、シーレとその時代」展で展示されているのですよね。