鞄が邪魔で見えない
一昨日、通勤の電車内のその広告に興味を惹かれたのですが、網棚の上に置かれた鞄で一番知りたい肝心なところ(難波さんがとった別の方法って何?)が読めません。この問題(広告は日能研の「シカクいアタマをマルくする」です)の原典は何なのだろうと思いました。
「(日々多彩になる)レトルト食品や自動販売機は(目の)見える人が見える人の為に設計したもので、均一なレトルトのパックや自動販売機(のインターフェイス)は見えない人を排除しています。これに対して、レトルトのパッケージに切り込みを入れるとか、自動販売機に音声案内をつけるよう働きかける対応が考えられますが、難波さん(という方)がとったのは全く別の方法です。」から後が鞄が邪魔で読めません。
ネットで検索すると、難波さんがとった別の方法がわかりました。どうやら伊藤亜紗さんの文章が出典のようです。
参考:「難波創太×伊藤亜紗」
日能研のサイトに問題そのものがあるかも。
参考:「シカクいアタマをマルくする」2017年 茗溪学園中学校入試問題より
伊藤亜紗「目の見えない人は世界をどう見ているのか」(光文社新書)を購入しました。上記の日能研のサイトの問題の後の小さな文字の部分をよく見るとこの本を出典とした問題でした。
『鞄が邪魔で見えない』
ですが、この問題全体を、もしその場で読めていたら、興味や関心は広がらなかったのです。多分。