ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱

富山県立美術館で『ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱  ゴヤからシュルレアリスムへ』なる展覧会が富山県立美術館で6/30(日)まで開催されています。ゴヤの作品を見てシュルレアリスムの先駆を感じる人は結構多いと思いますし、自分もそうなので、この企画展はすごく納得。

富山県立美術館のホームページによると、この展覧会は富山県立美術館独自の企画展で、他の美術館への巡回はないとのこと。主な出品作家は

フランシスコ・デ・ゴヤ ウジェーヌ・ドラクロワ ウィリアム・ブレイク オディロン・ルドン エドヴァルド・ムンク パブロ・ピカソ サルバドール・ダリ ジョアン・ミロ マックス・エルンスト

シュルレアリスムといえば徳島県立美術館で『<遊ぶ> シュルレアリスム』という展覧会がやはり6/30(日)まで開催されています。こちらは損保ジャパン東郷青児美術館に巡回するようです。

ロマンの系譜 怪奇幻想玉手箱” に対して3件のコメントがあります。

  1. rabi より:

    観に行こうかな?と思っていたのに忘れていました。
    家から歩いて10分かからないので。。
    今日、観てきました。
    この美術館は設備が古くなっていて、新幹線開通に併せて、移転する案が出ています。

    ゴヤの版画がメインで、おそらく2009年岐阜県美術館で行われたものと同じではないでしょうか?
    「気まぐれ」は80作品のシリーズ。「戦争の惨禍」もそれぐらいの数があったような? 数が多くて、ゴヤを観るだけで久々に疲れてしまいました。
    ゴヤ以外の作家の作品もそれなりにありましたが、各々の作品点数はそれほど多くなかったです。
    J.J.グランヴィルの作品もありました。
    帰りがけに展示作品の一覧リストをもらおうと思って、受付に聞いてみたら用意していないとのことで。。。
    さすがに地方の美術館だとこんな感じなのですね。

    1. 茂木 政美 より:

      それだけ多くのゴヤの版画を纏めて見たことはないかも。展示されていたゴヤの作品はどこの所蔵なのでしょうか。幻想の系譜と言う意味では岐阜県美術館のルドンコレクション、姫路市立美術館のベルギーコレクションを見に行きたいと思っています。

  2. rabi より:

    wikiによると姫路市立美術館のようです。

    「戦争惨禍」の版画は残虐なものが多く、これだけの数を製作できたことに驚きを感じました。観るのも精神的なタフさが必要だと思いましたが、それを製作せずにはいられなかったゴヤの慟哭を感じました。

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