極上美の饗宴ー真珠の耳飾りの少女
録画しておいた「極上美の饗宴」を見ました。「真珠の耳飾りの少女」を篠山紀信が写真で再現するという内容だというのは、4/2のブログ記事に対して戴いたコメントで知っていましたが、思っていたより面白い内容でした。
サッカーのEuro(ヨーロッパ選手権)を初めて見に行ったのは、オランダ・ベルギー共催のEuro 2000ですが、オランダでは、首都アムステルダム以外ではフェルメールゆかりのデン・ハーグとデルフトを訪れています。
デン・ハーグはもちろん、フェルメールの作品のあるマウリッツハイス美術館訪問が目的です。もっとも、その時は「真珠の耳飾りの少女」が日本の大阪市立美術館に貸し出されていました。マウリッツハイス美術館は実際に行ってみるとわかるのですが、その建物自体とまわりの環境が大変美しいのです。(「極上美の饗宴」でもちらっと写っていました) 当時はまだデジカメがまだ一般的ではなく、従来のカメラで撮った画像をアップできないので、マウリッツハイス美術館の画像がある「officinalisさんのブログ」を参照下さい。
デルフトでは旧教会近くのミュージアム・ホテルに宿をとり、まる1日をデルフト巡りにあてました。デルフトはフェルメールが生きていた時代の建物も残る、運河が流れる小さな美しい街です。陶器のデルフト焼きでも有名ですね。当時はまだ貨幣としてのユーロが導入されていなかったので、マルクト広場周辺の土産物屋さんではオランダのギルダーとベルギーのフランの両方が使えました。今では街のあちこちにあるフェルメールの絵をつかった観光パネルも当時はありませんでした。デルフトに関しては(ちょっと情報は古いですが)大阪市立美術館で2000年に開催された「フェルメールとその時代」展の時に公開されたサイト「Johannes Vermeer ---study & data---」の中の「デルフトの街を歩いて見よう」が参考になります。
Euro 2000の際に撮ったオランダ・ベルギーの写真もデジタル化してブログに載せようとは思っているのですが、ネガがどこに行ったやら。