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地元の書店に取り寄せを依頼していた藤森照信×山口晃『日本建築集中講義』が届き、この3連休の初日の12日から読み始めました。12回の講義と補講で取り上げられている建築は以下で、藤森照信×山口晃が各建築物がある場所を訪れています。

  • 法隆寺(寺院)
  • 日吉大社(神社)
  • 旧岩崎家住宅(洋館・和館)
  • 投入堂(寺院)
  • 聴竹居(住宅)
  • 待庵(茶室)
  • 修学院離宮(数寄屋・浄土式庭園)
  • 旧閑谷学校(学校建築)
  • 箱木千年屋(民家)
  • 角屋(揚屋建築)
  • 松本城(城郭)
  • 三渓園(書院造・数寄屋・茶室)
  • 西本願寺(能舞台・書院造・数寄屋)

本の帯には

路上観察眼をもつ建築家・藤森センセイと平成の絵師・山口画伯の対談 & エッセイ漫画

とあるのですが、山口画伯によるエッセイ漫画と各回の建築物訪問に対するアンケート(*)への藤森センセイと山口画伯の回答が面白い。

(*)アンケートは以下の3問

  • Q1:今回見た建物の中で一番印象深かったモノ・コトは?
  • Q2:今回の見学で印象深かったことは?
  • Q3:ずばり、xxxを一言で表すと? (xxx:各回の建築物)

因にこの本、淡交社の月刊『なごみ』の連載を本にしたもので、淡交社は京都の茶道美術出版社です。

建設された当時(1989年竣工)は金色のXXXに見えるオブジェで話題になったアサヒビール吾妻橋ホール。隅田川を挟んで浅草の対岸にあるこの建物を見た事がある人は多いと思いますが、今再び注目を浴びているようです。吾妻橋の上から東京スカイツリーを望むと、墨田区役所、アサヒビール吾妻橋ビル、アサヒビール吾妻橋ホールと併せて画像に納めることができるので、人気の撮影スポットとなっているからです。私がこの建物を見るのは電車からですが、いつも金色のXXXに目がいってしまい、隣のアサヒビール吾妻橋ビル(アサヒビール本社ビル)がジョッキにそそがれたビールをイメージしている事に気付きませんでした。このビルの22階にある展望レストラン「ラ・ラナリーナ」も東京スカイツリーがよく見えるということで大人気だそうです。

そうそう、タイトルのXXXはホノオ(炎)ですよ。

通勤に利用している高崎線は上野の一つ前の鶯谷駅あたりから減速していきます。スマホや携帯ばかり見ている人は気がつかないでしょうが、山手線の駅とは思えない何ともレトロな駅舎が見えます。最近ちょっと気になっていたので、ネットで検索したら、この鶯谷南口駅舎は昭和2年改築の木造瓦葺き駅舎だそうです。鶯谷駅で降りた事がないのですが、一度近くで見てみたい、とてもレトロだけどモダンな雰囲気のある駅舎です。

今読んでいる『ポストモダン建築巡礼』という本が面白い。と言うか、自分が興味があって買った本だから面白いのですが。この本、一世を風靡したポストモダン建築を《巡礼》した本ですが、奇抜な建築が少なくない中で特に面白いと思ったのが、熊本県球磨郡球磨村にある『球泉洞森林館』。ポストモダン建築隆盛時にはポストモダン建築の本も結構読みましたが『球泉洞森林館』については知りませんでした。1984年に建てられた時は林業の資料館だったそうですが、なぜか今はエジソンに関する資料展示がメインだそうです。ちなみに球泉洞は大鍾乳洞です。

INAXブックギャラリー京橋で購入した『可笑しな家』。世界中の奇妙な家・不思議な家60軒を収録した写真集です。その中のひとつが『靴の家』、『可笑しな家』のカバー裏側もこの『靴の家』です。

『靴の家』はペンシルベニアの片田舎にあり、1948年に建てられました。建て主は当時アメリカで40もの靴店を営むヘインズ。踵やくるぶしの微妙な膨らみ、足首や爪先の丸みが微笑ましい。内部は5階層からなり、ゲストとメイドのための3つのベッドルーム、2つの浴室、リビング、ダイニング、キッチンの構成で、踵の部分はガレージ、靴底は収納庫(炉とポンプの置き場)になっているそうです。

小太郎ブログ」で『靴の家』の動画が見れます。