お巡りさんは

毎週1回朝日新聞の教育欄に掲載される『あのね』。小さな子どもたちの面白い言葉使いを紹介したコラムで、何度かこのブログでも紹介していますが、最近の投稿で特に好きなのがこれ。

お巡りさんが交通安全の話をしに来ると、楽しみにして幼稚園へ。帰宅後、「お巡りさんは犬じゃなかったよ。人間だった!」。(東京都大田区 堀部 遥香ちゃん 3歳)

これも好きです。

熱が出て大きな病院へ。広い待合室の一角にある授乳室を見に行った。「何があった?」と聞く母に、「赤ちゃんのレストランがあった」。(神戸市 木下 夏明(なつめ)ちゃん 3歳)

聞けば納得の小さな子どもたちの発想&表現です。

ドライブする〜?

毎週1回朝日新聞の文化欄(家庭欄かな)に掲載される『あのね』。小さな子どもたちの面白い言葉使いを紹介したコラムで、朝日新聞を購読している人でこのコラムを楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。先日はこんなのが掲載されていました。

カタカナの看板を読むのがブーム。「ママ、『ドライブする?』って聞いてるよ」と言うので見てみると、「ドライブスルー」だった。(千葉県白井市 駒木根 日和(ひより)ちゃん・4歳)

カタカナ読むのがマイブームですか。いいな〜、日和ちゃん、言葉をどんどん覚えられて。

最近、電車内の広告で起用されている人の名前が思い出せないことがしばしば。広告の内容で検索すればすぐ分かりますが、そうはしません。いつ思い出すのかを楽しむのがマイブームなので。

りんご梨

今日の朝日新聞教育欄の「あのね」にこどものこんなつぶやきが載っていました。

台所でお母さんが、下の方が黄色くなったリンゴをむいているのを見て、「リンゴって、だんだん黄色くなって、梨になるんだよね!」(東京都 世田谷区 竹原 大悟・4歳)

こどもの発想ってすばらしいと感心しますが、中国の延辺朝鮮族自治州に「りんご梨」があるのを知っていますか。鄭 銀淑(チョン ウンスク)さんの『中国東北部の「昭和」を歩く』によると、延辺のりんご梨とは、

1920年代、朝鮮人チェ・チョンホが作り出した新品種だ。その弟が咸鏡道北清郡から持って来た梨の木の枝と、当時延辺に野生していた「山ナシ」を接木したものである。もともとは「チャムペ」と呼ばれていたが、50年代頃から「リンゴ梨」(サグァペ)の名が使われるようになったという。

とのことです。ネットで検索すると「enyasuさんの旅行ブログ」にもりんご梨についての詳しい紹介があります。食べてみたくなりますね。

ママ、あのね。子どものつぶやき

『ママ、あのね。子どものつぶやき』、朝日新聞生活面のコラム「あのね」に掲載された子どもたちのつぶやきを抜粋したものを文庫本としたものの第2弾。(2004年1月~2007年12月に掲載された子どもたちのつぶやきから抜粋されています)

その中から好きなものをチョイスしました。

  • 待望の妹が生まれた。退院の日、会計を済ませて母と一緒に帰宅。
    うれしそうに、「あかちゃん 買ってきたよ!」
    茨城県ひたちなか市 綺音(あやね)ちゃん 5歳
  • 床屋に行く前、「すいているか聞いてみようね」と電話した。
    「とこやさん おなかいっぱいだった?」
    東京都あきる野市 颯介(そうすけ)君 4歳
  • 「三日月」という言葉を聞いて。
    「あの 食べかけみたいな月?」
    東京都練馬区 直哉(なおや)君 4歳
  • 赤ちゃんが生まれると聞き、
    「ママ 子猫もいっしょに うんでね」
    兵庫県姫路市 怜音(れお)ちゃん 3歳
  • 乾杯を覚えた。
    母の頭に自分の頭をくっつけて、
    「かんぱーい」
    愛知県豊川市 桃花(ももか)ちゃん 2歳
  • 紅白歌合戦で着物の女性歌手を見て。
    「この子も 七五三 いくのかな」
    奈良県生駒市 桜(さくら)ちゃん 3歳
  • 初めて大福を食べた。
    「ドロは おかあさんが食べてよ」
    それは、あんこです。
    岐阜県関市 幹登(みきと)君 3歳
  • お正月、テレビで箱根駅伝を見て。
    「だめだよ あぶないよ」
    道路に出てはいけません、といつも注意されている。
    神奈川県横浜市 花帆里(かほり)ちゃん 2歳
  • 米屋の張り紙を見て。
    「コシ ヒカリちゃんて だあれ?」
    千葉県柏市 彩衣(あい)ちゃん 4歳
  • 米「犬のラーメン食べたい おいしかったよね」
    わんこそばのこと?
    熊本市 裕美菜(ゆみな)ちゃん 5歳

チョコチョコアイス、筑紫恋し、それとも・・・

神奈川県逗子市のゆいちゃん(4歳の時)にはツクツクボウシはこう聞こえていたようです。

(『あのね 子どものつぶやき』(『朝日新聞の生活面のコラム「あのね」を文庫化した本)より)

公園で遊んでいると、「パパ チョコチョコアイスって 言ってるよ」 ツクツクボウシが鳴いていた。

ツクツクボウシは、1955年(昭和30年)埼玉県上尾市生まれの僕には、「オーシンツクツク、オーシンツクツク、・・・」に聞こえます。(というか、そう聞こえると刷り込まれたのでしょう)

ツクツクボウシは人・地域・時代によっていろいろに聞こえるようです。

昔の人は、さまざまな聞き方をしたようで、

筑紫(つくし)の人が、旅に出て、途中、病気で亡くなってしまいました。その魂が、セミになって、「筑紫恋し、筑紫恋し」と鳴く・・・という伝説もあるそうです。

「美し、佳し(うつくし、よし)」というロマンティックな聞き方も。

ネットで検索したら、驚いた事にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の蝉のことを書いた文章には

・・・ツクツクボウシとも、チョコチョコウィスとも、ツクツクホウシとも呼ぱれて居る・・・

とあります。http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/cicada/hearn.html

あのね 子どものつぶやき

朝日新聞生活面のコラム「あのね」に2004年1月~2006年10月に掲載された子どもたちのつぶやきを抜粋したものが文庫本(『あのね 子どものつぶやき』)として出版されました。その中から好きなものをチョイスしました。

  • イチゴを前に、コンデンスミルクの名前が思い浮かばない。「ママ あれちょうだい・・・・・・ イチゴのしょうゆ」 東京都立川市 理沙ちゃん 3歳
  • 認可保育園に入れなくて泣いている母を見て、「仲間に入れて欲しいときは 大きな声で言えば入れてくれるよ」 神奈川県川崎市 八重ちゃん 4歳
  • 「ママ、おじいちゃんて子どもいるの?」 「ママが子どもだよ」 「えー! ずいぶん大きい 子どもだね」 静岡県三島市 優花(ゆか)ちゃん 5歳
  • 入園前の練習。 「お名前は?」「おなまえ」「何歳?」「ちいさい!」  愛知県豊橋市 光来(みらい)ちゃん?君? 2歳
  • 入園面接の練習で、「お名前を教えて下さい」と言う母に、「自分でつけたんだから 知っているはずでしょつ」 神奈川県横浜市 真亜紗ちゃん 3歳
  • おもちゃのカタログをじっと見ている。「何書いてあるの?」と聞く祖母に、「えーと こどもに 買ってあげてくださいって!」 東京都練馬区 爽(さや)ちゃん 3歳
  • 父と母が母国の言葉を何度も教える。「ありがとうは、カムサハムニダ」「カメさんだ~」 東京都福生市 柚希(ゆずき)ちゃん?君? 2歳
  • 公園で遊んでいると、「パパ チョコチョコアイスって 言っているよ」 ツクツクボウシが鳴いていた。 神奈川県逗子市 ゆいちゃん 4歳
  • 空を指さし、「ママ あたらしいカラスがいるよ うわー あたらしいよつ!」 真っ白なシラサギガ飛んでいた・・・・・・。 埼玉県岩槻市 奈々ちゃん 2歳