コンテンツへスキップ

先日、見に行った『バーン=ジョーンズ展 -装飾と象徴-』にはシドニーのニュー・サウス・ウェールズ美術館が所蔵する『闘い:龍を退治する聖ゲオスギウス(The fight: St George kills the dragon VI)』という作品が展示されていました。この展覧会の図録によると

聖ゲオルギウス(3-4世紀頃)は伝説上の聖人で殉教者である。小アジアのカッパドキアに生まれ、後にローマ帝国の護民官になった。あるときリビアのしレーヌを訪れたところ、街では毒を持つ龍が暴れ、子供たちを生け贄として要求していた。ある日、王の娘サブラ王女に生贄の番がまわり、王女は運命を覚悟して待った。そこに鎧を着て馬(普通は純潔を象徴する白馬)に乗った聖ゲオルギウスが現れ、長い槍と剣で龍を退治した。・・・(中略)・・・聖ゲオルギウスはヴェネツィアをはじめヨーロッパのいくつかの年の守護聖人で、1922年にはイングランドの守護聖人にもなっている。・・・

とあります。

タワーブリッジ欄干のエンブレム 白地に赤十字はイングランド代表のユニフォームでおなじみのセント・ジョージ
タワーブリッジ欄干のエンブレム 白地に赤十字はイングランド代表のユニフォームでおなじみのセント・ジョージ

ロンドン五輪が間近なのでイギリスの国旗のユニオンジャックを見る事が多いですが、イングランドの国旗は白地に赤のセント・ジョージ・クロスと呼ばれ、この聖ゲオルギウスに因んでいるんですよね。展覧会でこの絵を見た時は「聖ゲオルギウスの英名はSt Geroge」としか思い浮かびませんでしたが、サッカー好きならその場で思い出さないとね。この画像は2009年にロンドンを訪問した際にタワーブリッジで撮ったものです。