ミロ 瀧口 富山

ちょっと前のことになってしまいましたが、先月(2022年2月)末にBunkanura ザ・ミュージアムで開催中の「ミロ展ー日本を夢見て」に行きました。
ミロは好き(と言うかシュルレアリスムの画家全般が好き)なのですが、この展覧会を必見の展覧会としていた訳ではないのです。

先月の最終週はBunkanuraのすぐそばのユーロスペースで「イスラム映画祭7」が開催中で、上映される全作品が見たくて、ほぼ毎日2本の作品を(上映時間が連続する2作品を見るようなスケジュールで)見ていたのですが、映画を連続して見られない日に「ミロ展」に行ったのです。

ですが、「ミロ展」すごく面白かったですね。ミロは知っているつもりでしたが、そもそも、ミロ単独の展覧会に行くのは今回が初めてで新鮮でしたね。

この展覧会って富山に巡回(富山県美術館:7月16日〜9月4日)することも、シュルレアリスムの日本への紹介者で日本でのシュルレアリスムの理論的支柱の瀧口修造のコレクション(及び瀧口修造コーナー)が富山県美術館にあることも知っていたのですが、瀧口とミロの実際の交流とミロ(の作品)への日本の影響がよくわかる内容でした。

ミロ展を見て、富山への巡回って単なる巡回ではなくて、必然だったのですね。

蛇足ですが、日本の公立の美術館や博物館のウェブサイトって、(4月から翌年3月という)年度を超えた情報がなかなかアップされない(ところが多い)のですよね。

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