Wolfgang's Stahrl その3 starlingの婚姻色

Wolfgang's Stahrlに倣い、starling(ホシムクドリ)を飼いながら書かれた一冊の本が面白い。

日本で見られるムクドリはそのオレンジ色の嘴で容易に認識できる鳥ですが、ホシムクドリで画像検索するとその名前の由来になっている美しい星模様の羽を持つ鳥が表示されますが、嘴は黒っぽいものが殆どですが、オレンジ色の嘴の画像もあります。「(嘴の色は)?」と思いました。
starlingについて書かれたこの本を読んでいったら、「(嘴の色は)?」に対する答が出てきました。
飼っているホシムクドリが繁殖期になった際の変化について書かれている箇所で、鮮やかなオレンジ色になる嘴についても書かれていました。
エソロジーの記念碑的書物のローレンツの「ソロモンの指環」でトゲウオの婚姻色について知ったのは、40年以上前の大学生の頃ですが、トゲウオの婚姻色は雄に現れますが、ホシムクドリの嘴に婚姻色が現れたのは雌なのです。

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