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佐藤春夫の詩「秋刀魚の歌」の一節に

さんま、さんま
そが上に青き蜜柑の酸をしたたらせて
さんまを食ふはその男がふる里のならひなり。

とありますが、埼玉生まれ、埼玉育ちの私には、残念ながら『青き蜜柑の酸[す]をしたたらせるならひ』はありません。
昨日参加したセミナーの講師の大分の農家出身の方は、目黒のさんま祭りでは、昨年はさんまの上にしたたらす酸[す]の青き果実は『(大分の)かぼす』だったのに、今年は『(徳島の)すだち』だったと言ってすごく悔しがっていました。

どちらにしても、さんまの上にしたたらす、その地方独特のものがあるのは羨ましいかぎりです。

佐藤春夫のふる里ってどこだろうと思って、ウィキペディアで調べてみたら、和歌山でした。『青き蜜柑』の蜜柑って、本当に蜜柑のようですね。

追記:今日(2013年9月15日)の朝日新聞朝刊の埼玉版によると、

秩父市吉田地区では耕作放棄地対策などとしてかぼす栽培に力を入れており、1600本以上の木が植えられている。

そうです。