コンテンツへスキップ

CCD(Colony Collapse Disorder)ってご存知ですか?
2006年秋から現在にかけてミツバチが一夜にして大量失踪する現象が米国各地で起こっており、その数は米国で買われているミツバチの4分の1にもなるそうです。CCD(Colony Collapse Disorder)は日本では蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん)呼ばれていますが、私は今年の9月に「タネが危ない」という本を読むまで知りませんでした。今、このCCDについて書かれた「ハチはなぜ大量死したか」という本を読んでいるのですが、この本の訳者あとがきによると、米国では2008年の農業法案でこの問題が取り上げられ5年間にわたってCCD関連の研究に毎年2000万ドルが拠出されることになったそうです。しかし今もって何が原因かは解明されていないようです。
例えば私も大好きなアーモンドの産出量はカリフォルニアが世界の82%を占めている(「ハチはなぜ大量死したか」による)そうですが、かつては多様な野生のハチたちが担っていた授粉が、工業化されたアーモンドの生産では単一のセイヨウミツバチだけに依存する構造になっています。このように米国や欧州でのセイヨウミツバチの授粉に依存する大規模な工業化された農産物の生産では、CCDは大きな問題になっているようです。
日本でCCDについてあまり話題にならないのは、集約された大規模な農産物の生産がそれ程多くない為だと思いますが、CCDについてはすごく気になります。
リンク: