コンテンツへスキップ

「女と銃と荒野の麺屋」を見に行った時に上映迄少し時間があったので、PARCO3のLIBLOに立ち寄りました。高橋秀美の「ご先祖様はどちら様」があるかなと探していたら、その隣に内田洋子の「ジーノの家」がありました。「ジーノの家」は地元上尾の書店で見た時も地味と言ってもいいようなシンプルな装丁と大分前に読んだ「イタリア人の働き方(光文社新書)」の内田さんの本ということでちょっと気になっていました。

本の帯には

イタリア人は人間の見本かも知れない

30年のイタリア生活で出会った忘れえぬ人々と生の輝きを綴った極上のエッセイ

とあります。副題に「イタリア10景」とあるようにイタリアを舞台にした10編のエッセイからなる本です。どれも実際にあった事なのでしょうが、どの話も極上の短編小説という趣です。あるいは「事実は小説より奇なり」というような興味深い内容です。人生の豊かさとは何かということについても考えさせられます。

知りませんでしたが、第59回(2011年)日本エッセイスト・クラブ賞と第27回(2011年)講談社エッセイ賞をダブル受賞しているようです。(上尾の書店にあったのもそのせいかな)