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日本人なら誰でも知っている北斎の神奈川沖波裏。大きな波に翻弄される三艘の舟。小さな舟は大きな波とのデザイン的な対比で描かれただけと思っていたのですが、この舟は伊豆や房総から生魚を運んだ高速の「押送船(おしおくりぶね)」と呼ばれた舟だそうです。よく見ると舟には八人の漕ぎ手がいます。更によく見ると二人の交代要員の漕ぎ手がいます。押送船は帆走・漕走併用の小型の高速船で漕ぎ手を交代しながら江戸に新鮮な魚を運んでいたのですね。

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