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岩波現代文庫版のルリアの『偉大なる記憶力の物語 - ある記憶術者の精神生活』読み始めました。奥付を見たら岩波現代文庫版は去年の10月に出版されたようで、まだ復刊されたばかりですね。ロシア語の原書は1968年に出版されたようですが、今読んでもなかなか興味深い。

ところで、よくよく考え、確認してみると、オリバー・サックスの『妻を帽子とまちがえた男』の参考文献で紹介されていて、読みたいと思ったのは『こなごなになった世界の男』の方でした。『こなごなになった世界の男』、英語版の書名は"The Man with a Shattered World: The History of a Brain Wound"。1972年に出版されています。日本では海鳴社から『失われた世界—脳損傷者の手記』という書名で1980年に翻訳出版されています。

今、amazonで『失われた世界—脳損傷者の手記』を検索すると、古書でしか入手できず、8,000円もします。洋書なら入手できるかなと思ってRuliaで検索すると"The Man with a Shattered World: The History of a Brain Wound"が 表示されました。が、よく見ると1987年出版でオリバー・サックスが序文を書いています。英語圏でもサックスの本を読んで、ルリアの本に興味を持つ人が多かったのでしょうか。