『イタリアの街角から』 イタリアでB&B
最近、陣内秀信さんの『イタリアの街角から』という本を読みました。この『イタリアの街角から』は2009年の西日本新聞連載の『イタリアの街角より』を中心に陣内さんの著作を『スローシティ』という観点で纏めたもので、紹介されているイタリアの街々に行きたくなりました。(陣内秀信さんは南イタリアの都市やイタリアの海洋都市に関する著書が多くありますが、この本では、南イタリアだけでなく、中部イタリア・北部イタリアの興味深い街々が取り上げられています)
この本の中で『イタリアでB&B』という章があり、イタリアでB&Bが増えていることが以下のように紹介されています。
- 朝食を出すだけで、比較的簡単に経営でき、認可も得やすいから、イタリア人が家族で始めるのにもってこい
- 多くは旧市街にあり、古い建物の魅力を引き出し、現代のセンスを加えておしゃれに改装してあるので、個性豊かな室内の雰囲気を楽しめる
- 地元の家族の経営ならではのアットホームな雰囲気を堪能できる
政策的にも条例で部屋数の上限を低く抑え、外部の資本が簡単に入り込めないようにしているそうです。
イタリアには行ったことがありませんが、行く機会があればB&Bを利用したいですね。