プライド in ブルー

ワールドカップ南アフリカ大会では、レ・ブルー(Les Bleus)もアズーリ(Azzurri)も予選リーグで一勝もできずに消えてしまい、わがサムライ・ブルーも少しの幸運に恵まれグループリーグは突破したものの決勝トーナメント1回戦で敗れてしまいましたが、もうひとつの日本代表が南アフリカで『青の誇り』を持ってプレーします。

「もうひとつのW杯」と呼ばれるINAS-FIDサッカー世界選手権(知的障害者のW杯)に日本代表が出場します。大会は8月21日から9月12日まで16カ国が参加して行われます。6/16(水)のNHK教育テレビ20:00放送の『福祉ネットワーク』では南アフリカ大会での飛躍を目指す選手たちの姿が放送されました。http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/info/1006/100616.html

前回(2006年)のドイツ大会に参加した日本チームの選手たちを追った『プライド in ブルー』は僕の大好きな映画です。以下はamazonでの『プライド in ブルー』のDVDの解説からの引用です。

2006年8月、FIFAワールドカップの熱狂さめやらぬドイツで開催された知的障害者による“もうひとつのワールドカップ”、INAS-FIDサッカー世界選手権大会。合計16カ国が参加したこの大会には、サムライブルーのユニフォームをまとった15歳から33歳まで、総勢20人の日本代表選手たちも出場を果たした。本作は遠征までの選手たちの様子や、現地で繰り広げられた熱戦、その後の彼らの姿を追った真実の物語である。「2002年のワールドカップの時、もうひとつのワールドカップがあることを知って、僕は初めて夢を持てた。それまでは、自分に自信がもてなく、夢を持ったこともなかった」。選手のひとりが口にした言葉が暗示するように、障害と共に生きる人々にとって自己実現や自己表現の場は限られているのが現状だ。カメラは、そのような中でサッカーに出会い、ひたむきに努力を重ねてきた知的障害を抱える若者たちの姿を真摯に記録する。家族や周囲の人々の思いを胸に旅立った彼らの日本代表としての誇り、敗れ去ることで味わう悲しみと苛立ち、そしてチームメイト同士を強く結びつける信頼。200時間にも及ぶ撮影によって描き出されたのは、ピッチに立つことができる嬉しさを噛みしめ、夢に向かって生きる喜びにあふれる選手たちの活き活きとした姿だ。監督は大のサッカー好きで、日本サッカー協会オフィシャルビデオ『日本代表激闘録』などで知られる中村和彦。浜崎あゆみやKinki Kidsなど多くの人気アーティストへの楽曲提供やアレンジ、リミックスを手掛けるユニット HΛLが音楽を担当した。

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