こんぴら狗

四国には行ったことがありません。当然、こんぴらさんにも行った事がありません。

2007年から2008年にかけて「金刀比羅宮 書院の美」という巡回展が開かれていました。巡回先のひとつの三重県立美術館に行ったら、会場に「こんぴら狗」の置物がインスタレーションのように配置されていました。

こんぴらさんに行った事がある人なら、「こんぴら狗」を御存知かと思いますが、この時初めて、「こんぴら狗」について知りました。江戸時代、飼い主に代わって犬が「こんぴら参り」をしたそうです。

以下はこんぴらさんのサイトからの引用です。

実は、代参をしたのは“人”だけではなかったのです。「こんぴら参り」と記した袋を首にかけた犬が、飼い主の代参をすることもあったのです。
袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。
犬は、旅人から旅人へと連れられ、街道筋の人々に世話をされ、目的地にたどり着いたのです。

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